ご挨拶

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代表取締役 森川太郎

鉄鋼から鉄工まで

「鉄は国家なり」と昔ドイツのビスマルクが言ったそうです。

過去、高度成長を支えたいろんな産業がありますが、とりわけその中でも鉄の産業は大きく貢献しました。私たち株式会社森川商事はその鉄鋼の生産設備に関わる機器の輸出入、製作受託、メンテナンスをしていますが、現在、国内だけでなく、韓国、中国、ベトナムを含めたASEAN諸国とのネットワークをもち、各ユーザーへいいモノをお安く提供させて頂いております。

一方で、そのあらゆる設備を昔から支えてきているのが、世の中でも敬遠されがちないわゆる「町の鉄工所さん」あるいは「町工場(まちこうば)」といわれる末端の存在があるからなのです。

 

近年の国内の鉄鋼需要減少により、どんどんその町工場も減少傾向にあります。理由は、「仕事が少ない」「後継者がいない」「技術が伝承されない」大きくはこれらの理由です。しかし、町工場の存在自体は実は無くてはならないもので、全ての末端のものづくりが中国や韓国やASEAN諸国にとって変わる事はありません。だからその減少傾向にある町の鉄工所と、私たちは強固な関係を築き、「仕事が多く」「若い経営者が増え」「技術の伝達」が出来る世界を構築していきたいと思っています。そしてそれは日本だけでなく、アジア全域に「活きた鉄工所のネットワーク」を広げ、あらゆる生産設備に寄与していきます。